ご存知の通り、システム開発の現場は開発会社の規模やブランド以上に、開発技術者個々のスキルや経験により成り立っております。
言い換えれば”人が資本”の業態でありますので、すでに市場で通用するスキルや経験を身につけた技術者であれば、システム開発業界の中で、一定の地位を会社に頼らず自分で築くことが可能です。ITエンジニアによる独立は多額の初期投資は必要ありません。必要なのは将来の目標と自ら立てた目標の達成をめざすバイタリティです。
目標達成の為に、我々が構築してまいりました経営基盤をTEC-NAVI.COMを通じて提供させて頂きます。
独立・起業を目指した動機については、それぞれの理由があると思います。
動機はいろいろでもエンジニアから独立・起業をすると、本業であるシステム開発業務以外に下記の3つの仕事を同時にこなさなければいけません。
法人組織化せずに、個人事業主(フリーランス)としての活動であっても同様です。本業であるシステム開発業務を含めて4つの仕事、それぞれ重要ですが【事業主としての仕事】をどのように行なうかが永続的に成長発展していくためのポイントとなります。
事業主の視点&仕事
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利益が出るように仕事を行うための「事業計画」を策定し遂行する |
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マネジメント業務(自己管理、お金の管理、リスク管理) |
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自分の仕事をマーケティング発想でとらえる |
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これが、独立・起業することの本質ともいえます。それは、これまでのスタッフの立場から、“事業主の視点で物事を考える”ことを意味しているのです。
もちろん営業をしなければ、仕事は入ってきませんし、お金の出入りをちゃんと記録して、損益の状況や不必要な出費がないか確認する作業も不可欠となります。
エンジニアとして独立・起業する場合、営業に関しては派遣会社やシステム開発会社と業務委託契約し、営業部分を代行してもらうのも1つの手法です。経理業務については税務サービスを行なっている税理士へ委託したりと、事業主としての4つの仕事のうち2つはアウトソーシングすることも可能です。そうやって、今一番勝負をしなくてはいけない開発実務や事業主としての仕事へ、時間と能力を集中するというのも、理にかなったやり方だと思います。